今年の桜は長持ちしました。葉桜が目立つようになった4月10日に障害者IT職業訓練の入校式が開催されました。
県高等技術専門校嘉永校長に来社していただき、新訓練生10名が入校しました。

今年、入校した31期生は、男性9名、女性1名で、就業経験がある方もない方もいますし、18歳から42歳まで年齢層の幅が広いです。自己紹介では、ここでの訓練に頑張り、希望の就職先を見つけたいと力強く話してくれました。

訓練生は、様々な障害を抱えて訓練に取り組んでいきますが、これまでの修了生は、真摯に訓練に取り組み、自分の目標に向かって取り組んできました。

当センターの訓練の特徴は、10名という少人数クラスで、訓練生の障害者や経験に応じた「伴走型訓練」を行っていることです。指導員の中には、精神保健福祉士の資格を有する者もいますので、メンタルケアで不安になった時もタイムリーに対応する体制ができています。

今年度から、就職支援体制も強化しており、訓練生が一層満足が得られるようにして参ります。

そして、私たち指導員一同は、2年後の訓練修了時には、訓練生全員が笑顔で新しい職場に送り出せるように日々努力していきたいと思います。