熊本県では、令和元年度に「2050年熊本県内CO2排出実質ゼロ」を宣言されました。その取り組みの一環として、環境省が実施している「脱炭素先行地域」に、令和5年度、「阿蘇くまもと空港周辺地域RE100産業エリア」が採択されました。

国・県が出資している弊社としても、くまもと地域未来エネルギー株式会社様から実質再エネ100%の電気の供給を受ける形で協力させていただいています。

弊社自らがソーラー設置などにより再エネをつくる方法もありますが、弊社が置かれている立場を勘案すると、これが最適であったと考えています。

代表である私自身は、以前からゼロエミッションへの強い思いを持っています。約20年前に熊本県から水俣市に出向していた際に関わった市総合計画に、「エコ・ミュージアム構想」を盛り込むことに取り組みました。水俣市全体を、環境だけでなく、再生可能エネルギーやスマートシティの先導的な取り組みの“博物館”にしようとするものでした。

残念ながら、その構想は実現したとは言えませんが、県行政においても、くまもとソーラープロジェクト、エネルギー政策部門の設置、そして本田技研工業様との次世代パーソナルモビリティの実証実験など、さまざまな施策に関わらせていただきました。その際、常に念頭に置いていたのは、ゼロエミッションをどのようにビジネス化していくか、そのことによりサステナブルなものとなるのではないかという点です。

このような観点から、「阿蘇くまもと空港周辺地域RE100産業エリア」は、まさに先行的な取り組みだと思います。ぜひ計画が実現し、熊本県内はもとより、広く国内外に波及していくことを祈念しています。