事業のスタートにあたって

弊社は、熊本県商工労働部労働雇用創生課の「障がい者雇用促進・啓発事業」を受託しました。県の事業として、弊社が事務局を担います。専用ホームページ「ひごアーチ」(https://higoarch.jp)を開設し、11月から本格的に動き出します。実施期間は令和9年3月23日までです。

なぜ今、この事業なのか

2026年7月から、民間企業の法定雇用率は2.7%に引き上げられました。ところが県内で法定雇用率を達成している企業は53.9%(2025年6月1日時点)にとどまり、特に中小企業で伸び悩んでいます。身体障がいのある若い方が減る中で、発達障がいや精神障がいのある方の雇用を進めることが欠かせません。どんな仕事を任せ、どのような配慮をすればよいのか。迷っておられる企業は少なくないと思います。

一方、障害者手帳はなくても、発達障がいなどの特性で就職活動が進みにくい方がおられます。こうした方は、公的な支援を受けにくい状況にあります。企業と、働きたい本人の双方を支えるのが、この事業です。

弊社は、熊本県立高等技術専門校の委託で障がい者IT職業訓練センターを30年運営し、312名を受け入れ、176社に修了生を送り出してきました。この経験を、県内の企業と求職者の皆様にお返ししたいと考えています。

支援の内容(すべて無料)

  • 企業向け・相談員の派遣:職場を訪問し、任せる業務の切り出し、受け入れ体制、合理的配慮を助言します(10社程度)
  • 企業向け・勉強会:制度、業務の切り出し、当事者の声、採用ルートの4テーマを、半日×2回で学びます。11〜12月と1〜2月の2クール(予定)で開催します
  • 個人向け・個別訓練:「自分マニュアル」づくりを軸に、ビジネスマナー、応募書類、面接練習などを行います(各コース5名程度)
  • 個人向け・相談窓口:対面、オンライン、電話、文章で受け付けます。初回は匿名でも構いません

個人向けの支援は、手帳や診断の有無を問いません。在学中の方、中退された方、既卒の方もご利用いただけます。

このコラムで伝えていくこと

専用ホームページでは、障がい者雇用がなぜ必要なのか、企業は何から始めればよいのかを、コラムとして連載していく予定です。弊社の訓練の現場で見てきたことも、できるだけ具体的にお伝えします。まずは、貴社の「迷い」をお聞かせください。

専用ホームページ:https://higoarch.jp お問い合わせ:障がい者雇用促進・啓発事業 事務局 電話 096-289-2395(平日 9:00〜17:00)