「ホームページを作りたいが、何から始めればいいのか分からない」「制作会社に頼むと費用も手間もかかりそう」。非IT系の中小企業の経営者や担当者から、よく聞く悩みです。

いま、この状況が変わりつつあります。生成AIを使えば、専門知識がなくても、自社のホームページを作って公開するところまで到達できます。ただし、AIに指示を出すだけで完成するわけではありません。環境の準備、デザインの考え方、検索対策、公開の手順を押さえておくことが大切です。このコラムでは、その流れと注意点を整理します。

ホームページ制作で、つまずきやすい3つの壁

  • 費用:小さな会社には、制作を外注する負担が重い場合がある。
  • やり取りの手間:自社の強みを制作会社に伝え、修正を重ねるのに時間がかかる。
  • 作った後の更新:公開後に自分で直せず、情報が古いまま残ってしまう。

自分で作れるようになれば、この3つを同時に和らげられます。そこで役立つのがAIです。

AIで何ができるようになったのか

文章の下書き、ページの構成案、デザインの方向性、サイトを動かすためのコードなど、これまで専門家が担っていた作業の多くを、AIが対話しながら手伝ってくれます。コードが書けなくても、「こんなページにしたい」と伝えれば形になっていきます。

一方で、AIが苦手なところもあります。自社の本当の強みや、お客様に伝えたいことは、AIには分かりません。また、作ったページを世の中に公開するための手順は、自分で理解しておく必要があります。AIは作業を速くする道具で、判断するのは人です。

AIでHPを作る4つのステップ

1. 作業環境を準備する

無料のツールのアカウントを作り、作業する環境を整え、ページのひな形を作ります。ここを最初に整えておくと、後の作業が滑らかに進みます。

2. デザインを決めて形にする

見やすいデザインの考え方を押さえたうえで、AIに指示を出してページを組み立てます。色やレイアウトを変えながら、納得できる形に近づけます。

3. 検索されるための設定をする

検索結果に表示される説明文などの「メタデータ」を設定します。せっかく作っても、検索で見つけてもらえなければ読まれません。公開前には、簡単なセキュリティのチェックも行います。

4. サイトを公開する

公開の仕組みを理解し、必要な設定を行って、実際にインターネット上へ公開します。公開後にどう運用するかも確認しておきます。

1ページのHPに入れたい5つの要素

最初から大きなサイトを作る必要はありません。1ページでも、次の要素がそろえば、会社の「顔」として十分に機能します。

  • メインビジュアル:最初に目に入る画像と一言。何の会社かが数秒で伝わるようにします。
  • 自社の強み・サービス紹介:他社との違いと、提供できる価値を具体的に書きます。
  • 問い合わせフォーム:見た人が次の行動を取れる入口です。
  • スマホ対応:スマートフォンでも崩れずに読める設計にします。
  • 検索対策:検索で見つけてもらうための設定です。

導入するときの注意点

  • 内容は必ず自分の目で確認する:AIが書いた文章には、事実と違う内容や、実態に合わない表現が混じることがあります。会社名、住所、サービス内容などは公開前に確認してください。
  • 問い合わせフォームの扱いに注意する:お客様の個人情報を受け取るため、取り扱いの方針を決めてから公開しましょう。
  • 費用はゼロではない:AIは有料版が必要です。ドメイン・サーバー代を含めた目安は、年間5〜6万円です。
  • 1ページで足りるかを見極める:1ページのHPは名刺代わりに向いています。事業の内容や規模によっては、複数ページへの拡張や専門業者への相談も必要になります。

知識ゼロからはじめるAI×HP制作講座のご案内

熊本ソフトウェアでは、この流れを実際に手を動かして体験し、自社の1ページHPを公開するまでを目指す講座を開催します。熊本県リスキリング応援補助金の対象講座で、条件を満たせば最大75%の補助を受けられます。

講座名知識ゼロからはじめるAI×HP制作講座(非ITでも自社HPを9時間で)
日程第1期 2026年11月27日(金)・12月4日(金)
第2期 2027年1月8日(金)・1月15日(金)
(いずれも全2回)
時間各回 13:00〜17:00(合計8時間)
会場・形式熊本ソフトウェア株式会社 会議室 ハンズオン形式。基本は対面で、PC環境によりオンライン受講も可能(要お問合せ)
受講料通常 80,000円/人(税抜)
75%補助の場合 20,000円/人(税抜)
※補助金の対象に消費税は含まれません。適用には条件があります。
対象非IT系の中小企業の経営者・担当者
前提スキルパソコンの基本操作(インターネット・メール)ができる方。専門知識は不要です。
別途費用・持ち物受講料のほか、AI利用料が必要です(有料版必須)。目安は年間5〜6万円(ドメイン・サーバー代を含む場合)。推奨ツールはClaude/Claude Codeで、ChatGPT・Cursorも利用できます。
AI有料版が使えるPCをご持参ください(Windows/Mac不問)。推奨は発売3年以内、メモリ16GB以上、ストレージ空き容量500GB以上です。
講師原 智輝 氏(tAiL.法律事務所 弁護士)。生成AIの活用経験をもとに、企業へのアドバイスや講演を多数実施。ご自身の事務所のWebサイト構築にも生成AIを活用。

カリキュラム

1回目・前半(2時間)ウェブページ構築準備:無料ツールのアカウント作成、作業環境の準備、ひな形の作成
1回目・後半(2時間)ウェブページデザイン:デザインの考え方と構築手順
2回目・前半(2時間)メタデータの設定(検索対策):メタ情報の全体像と設定、公開前の簡単なセキュリティチェック
2回目・後半(2時間)ウェブサイトの公開:公開の仕組み、必要な設定、公開後の流れ

8時間後には、メインビジュアル、強み・サービス紹介、問い合わせフォーム、スマホ対応、検索対策をそろえた自社の1ページHPを制作し、実際に公開します。AIで作成したサンプルサイトもこちらで公開しています。

よくある質問

Q. オンラインでも受講できますか?

A. 基本は対面受講ですが、PC環境によりオンラインも可能です。お問合せください。

Q. 3年以上前のパソコンでも参加できますか?

A. 参加できる場合がありますが、事前にご相談ください。

Q. パソコン操作に自信がなくても大丈夫ですか?

A. インターネットとメールの基本操作ができれば参加できます。

Q. 補助金は使えますか?

A. 熊本県リスキリング応援補助金の対象講座ですが、適用には条件があります。使えるかどうかは無料で確認できます。

Q. 受講後に質問できますか?

A. 講座内容に関するご質問に対応します(目安は受講後2か月程度)。

補助金が使えるか、まずは無料でご確認ください

補助金の適用には条件があります。3分ほどで記入できる事前チェックシート(わからない欄は空欄で構いません)をご利用ください。

あわせて読みたい関連講座

HPを作った後の集客や、日々の業務の効率化に興味のある方には、次の講座もお勧めです。

講座の詳細・お申込み・資料請求はこちら

お問合せ:熊本ソフトウェア株式会社 セミナー運営事務局

TEL:096-289-2395 E-Mail:ksk_seminar@kmt-ics.co.jp

〒861-2202 熊本県上益城郡益城町田原2081-28(テクノリサーチパーク内)